全世界の温帯・熱帯域に生息している。沿岸浅所から河川汽水域や淡水域にすむ。
体はほぼ円筒形で、頭部は縦扁する。
ボラは成長に伴って名前が変わる出世魚で、
2〜4cmのものをハク、10cmくらいまでを オボコ、
30cmまでをイナ、30cmを超えるとボラ、
さらに80cm以上のものはトドと呼ばれる。
「オボコ娘」、「イナセな兄さん」、「トドのつまり」
などという言葉もあるくらい昔から人の生活に馴染み深い魚である。
全長は最大で100cm以上になる
見分け方
第1背鰭に棘が4本あり、前の3本が基部で接して互い違いに並ぶ。脂瞼(しけん)が発達している。胸鰭基底上半部が青く、体側に数本の暗色縦線が並んでいる。 |